何をしても起きる気配のない東堂を新開が背負って、雨の中を寮まで向かって裏手に回り、荒北が寮の中から窓を開けて三人がかりで建物の中に引っ張り込んだ。かなり雑な扱いもあったはずだが、全く目を覚ます気配がないのも、いつも通りである。
スリーピングビューティなどと当人は嘯くが、ここまでくると気絶、ないし昏睡に近いのではないかと思う。
人目を避けて自室に運び込んだ東堂に、とりあえずベッドを明け渡してやって、夕食と風呂を済ませて戻ってきても、まだ昏々と眠っていたので、ひとまず机に向かって宿題に取り掛かった。
福富と新開が様子を見に来た時にも起きる気配はなく、ようやく目を覚ましたのは消灯時間を過ぎてしばらくしてからのことだった。
がばり、と跳ね起きた東堂に、読んでいた雑誌から顔を上げる。時計を確認すれば、もうすぐ日付が変わりそうだ。新開の読み通り、ほぼ六時間眠り続けていたことになる。
状況が把握できないのか、手に巻かれた湿布とテーピングを不思議そうに見やり、きょろきょろと部屋を見回して、ベッドの横に寄りかかるようにして雑誌を読んでいた荒北に目を留める。
「……あらきた?」
「ハイ、オハヨー、真夜中だけど。起きたんならどいて、オレ寝るからァ。飯はそこにおばちゃんが作ってくれた夜食のおにぎり、パワーバーは新開の差し入れ。自分の部屋行くなら一年に見つかんないようにして。家に帰んなら突き当りの廊下の窓から出て。後で鍵閉めっから。雨まだ降ってっし、自転車部室の中だから鍵閉まってっけどネ。他、聞きたいことは?」
一通り言いたいことを捲くしたてて、雑誌を放り出して立ち上がるが、見上げる東堂の目が白黒している。まだ、状況がよく把握できていないようで、少し珍しい。
普段ならば起き上がった時点で、いつもの調子で喋り出すこともあるのだが。
「ここは、荒北の、部屋か?」
「そう」
「部活は?」
「六時間前に終わった。お前が寝落ちして目覚まさないから、仕方なく運んだの。ケータイ、何回か鳴ってたみたいだケド?」
「ッ!」
最後の一言に対する反応は顕著だった。跳ねるようにしてベッドから飛び降り、少し皺になったシャツとスカートに何か探すように手を当てる。
「ジャケットならそこ」
上着だけは脱がせてハンガーにかけておいたのを指さすと、慌ててそのポケットから携帯を引っ張り出す。
「…………しまった」
携帯を開いて唸った東堂の後ろから画面を覗き込み、その着信履歴の数に驚く。
「七十二件って」
マナーモードで鳴っているのは気づいていたが、思っていた以上に多かった。勝手に出るわけにはいかないかと放置していたが、出て状況を説明しておいた方が良かったかもしれない。
渋い顔で画面を見つめていた東堂が、意を決したようにリダイヤルボタンを押す。深夜だが、二回のコールで繋がった通話先から怒声が溢れだした。
「……ごめん、ええと、寝てた。今、まだ学校」
母親だろう、女声の怒りと詰問の濁流の合間に、珍しく気弱な口調で東堂が謝ると、一瞬の沈黙の後、相手の声が更にヒートアップした。
「いや、怪我とかじゃない。大丈夫。これから帰る」
離れた位置からでも内容が聞き取れる叱責に、たじたじになっている東堂に舌打ちして、青白い顔に手を伸ばす。予想通り冷たかった顔を覆うように掌を押し付け、口元を塞いで黙らせるとその手から携帯を取り上げる。
「横からスイマセン、コンバンワ」
みんなどれだけ心配したと思っているのか、と語気荒く責め立てていた声が一瞬途切れる。
『……どなた?』
「東堂クンのクラスメイトの荒北です。チャリ…自転車部でも一緒にやらせてもらってます。連絡遅くなってスミマセンでした! 帰るって言ってますけど、雨だし夜だし、なんか調子悪そうなんで、今日こっちに泊めたいんすケド、いいですか?」
驚いたように目を丸くしてもがく東堂を抑え込んで、沈黙した電話の向こうに聞き耳を立てる。
『息子はまだ学校にいると言ったけれど、あなたも今学校にいるの?』
「寮の部屋です」
『寮は春休み中の工事に一部欠陥があって、部屋が使えないはずじゃ?』
実家からしばらく通う理由に、家族にいい加減な嘘を吐いていた東堂をじろりと睨み、荒北は息を吸い込んだ。
「オレの部屋は大丈夫なんで。明日、ちゃんと送っていくんで、今日はこっち泊めていいっすか?」
電話の向こうで溜め息が聞こえた。
『ありがとう、息子に代わってもらえる?』
トーンダウンした声音に、おそらく大丈夫だろうと判断して電話を持ち主に返す。
「ああ、うん、荒北。そう、友達。……うん」
向こうの声は聞こえなくなったので、東堂の声だけが寮の狭い部屋に響く。
母親に問われたそのまま肯定しているだけなのだろうが、東堂と自分は友達だっただろうか、と首を捻る。
同じ学校の同級生、同じ部で寮生同士。共通項が多いため、一緒に行動することが多いが、徹底的に反りは合わない。遠慮なくものを言う東堂と、常に喧嘩腰の荒北がぶつからない日はまずなく、互いに退かないので喧々囂々とやりあう羽目になる。では相手のことを嫌いぬいているのかと言えば、少なくとも荒北はそうではない。その言動はさっぱり理解できないし、やることなすこと神経を逆撫でしていくが、嫌いではない。
好きかと言われれば荒北の少々捻くれた性格では認め難いが、嫌いではない。新開ならば、てらいなく好意を表明するのだろうと、夕方のやり取りを思い出して渋い顔になる。
新開とはまた種類が違うが、感情表現の開けっ広げな東堂が、荒北をどう思っているのだろうかと不意に疑問を覚える。
社交的で交友関係の広い東堂の中で、荒北は友人に分類されているのだろうか。
埒もないことを考えながら白い横顔を眺めていると、通話を終えて携帯を畳んだ東堂が振り返る。
「寮が使えるなら泊まっていけと言われた。ところで荒北、さっきから何を一人で百面相しているんだ?」
「るっせ! つーか何なの、お前ん家、過保護じゃネ?」
ごまかしまぎれに過剰に思えた母親の心配ぶりを当てこすると、血の気のない顔が更に暗く曇った。
「去年、こんな天気の日に事故ったからなあ……」
「あー、寮に入ったキッカケとかいう」
一週間前に聞いた話を思い出すと、東堂が苦い顔でうなずいた。
「部活帰りに雨でスリップしてきた車に引っかけられて、ガードレールの外に吹っ飛ばされたんだが。ちょうど電波の入らない場所で通報できずに、パニックを起こした加害者が山を下りてから警察に駆け込んだんだが、事故現場が分からなくなったらしくて。まず現場探しで時間取られている間に、深夜になってうちの方でもオレの帰りが遅いって学校と警察に通報して、状況的にオレが被害者だと判断されて、警察、消防、家の関係者から地元全体巻き込んでの大捜索になってなあ……」
事故に遭ったが幸い酷い怪我はしなかった、とだけ聞いていたが、発見されるまでに大騒動になっていたようである。
「お前は自力で這い上がれない状況だったわけ?」
「吹っ飛ばされて気を失ったんだろうな。そのまま一晩山で雨に打たれていたから、低体温症を起こしてちょっと危なかった」
「死にかけてんじゃねーか!」
それは家族も、死ぬほど気を揉んだに違いない。その後、強制的に入寮させられたのも無理はない。
「そりゃ、今日だって心配するわ……」
スカート姿でも中身は男なのだし、少々連絡が遅くなっても大丈夫だろうと安易に判断したのがまずかった。
「家の番号教えろ。今度からお前が起きなきゃ、こっちで連絡すっカラ」
どうせ一度寝たら起きないのだから、と嘆息して充電していた携帯を手にして振り向くと、東堂が目を丸くしていた。
「ナニ?」
「……いや、あり、がとう?」
「何で疑問形?」
「荒北が優しくてなんか怖い?」
「オレはいつだって優しいんだヨ!」
「そうだな」
いつもならば東堂が何か反論して口論になるはずだったが、あっさりとした肯定に肩透かしを食らう。
随分と弱った匂いに困惑して手を伸ばしかけ、触れてどうするのかという自問に阻まれて中途半端に手が浮いた。
「……飯、食って、もっかい寝ろ。着替え、新開がお前の部屋から取ってきたのあるからそれ着ろ。で、その女装やめんなら自分の部屋帰って寝ろ。続けんなら人前に出んな。風呂は明日朝練始まる前にシャワー室使え」
口早に告げて、浮いた手を動かして皿と着替えを示すと、言われるがままに着替えを手にした東堂が、しわくちゃになった指定ブラウスのボタンに手をかける。
「…………」
「何だ?」
「……別にィ」
「よもや荒北、このオレに欲情したのか?」
ケダモノ、とわざとらしく脱ぎかけたブラウスの前を合わせる男を半眼で見下ろす。
「…………あー、寝るわオレ」
「待て、その微妙な沈黙と無反応がヤだぞ!?」
喚く声を無視して、東堂の退いたベッドに潜り込む。
「メシ食ったら電気消して。オヤスミ」
一瞬だけいつもの調子に戻りかけた東堂の台詞を遮って、布団を被った。静かになった東堂がそもそと着替える気配と、おにぎりを咀嚼する音を聞く。灯りが消えるまでに五分とかからなかったが、それきり東堂が動く様子はない。
「……おい、東堂」
「気にするな、寝ていろ。オレは十分寝させてもらったから……っくしゅ」
「気になるっつーの! 寒いんだろーが! いいからこっち来い!」
暗闇の中、近づいてきた気配に手を伸ばし、テーピングをした手を掴んで布団の中に引きずり込む。
「……貞操の危機を感じた方がいいんだろうか?」
「寝、ろ!」
余計な口ばかり叩く東堂の頭を枕に押さえつけて黙らせると、荒北は狭いベッドの中で壁に向かって身を寄せ、目を閉じた。
横にある他人の体温が気になって、なかなか寝付けず、ようやくうとうとしかけたところで、隣の呼吸が不意に乱れたことに目が覚めた。
「……東、どぉ?」
「っあ……!」
手探りで掴んだ肩が大きく揺れて、一瞬強く強張った筋肉の緊張がふと緩んだ。乱れた呼吸と共に上下していた肩が落ち着いて、深く息を吐き出す。
「すまん、起こしたな……」
平静な声の謝罪を聞いて、荒北は掴んでいた手をそろそろと離した。
「なに、夢でも見たァ?」
「緑男のダンシングがまた夢に出てきた……!」
「……お前、そいつ大好きネ」
「好きじゃない! 気持ち悪いんだ!」
「気持ち悪いとか言ったら可哀相だろォ?」
大袈裟に頭を抱えて煩悶していた東堂が、ぴたりと動作を止めた。
「荒北、お前、自分が限界速度でガードレールぎりぎり攻めて稼ぐアドバンテージを、大外からひょいひょい抜かれたらどう思う?」
「気持ち悪ィな」
あっさり前言を翻すと、うなずく気配があった。
「オレがどれだけ無駄を削って登ってると思ってるんだ、それをあんな無駄な動きで……何で速いんだ、アイツ! 気持ち悪い!」
「うるせェ!」
真夜中に騒ぐな、といつものようにその額を小突こうとして、暗闇で目測を誤った。
頬に触れた指が濡れて、顔をしかめる。
互いに気づかなかったことにするつもりだったのに、いつも通りのやりとりの模倣の中で行動を間違えた。
「あー、もうメンドくせェ!」
一つ唸って、泣き濡れた頬を両手で拭いとる。
「東堂、言いてェことあんなら聞くけどォ? つーか、こんな真夜中に起こされて既に迷惑してっし、そろそろ説明の一つもしてくんねェかなァ? 中途半端にチラチラ隠し事見せられんの、ムカつくんだよ」
「…………何が、聞きたい?」
素直に問われて、少し考え込む。
事故の事は先程聞いた。ちらほらと耳に入ってくる去年の乱闘騒ぎについても、大体の概要は理解している。全く不明なのは、中学時代にあったらしいトラブルだ。
「昨日の後輩チャン達の話、何?」
女子生徒が一人、転校する羽目になったのだという噂は何なのだと問う。
「……オレが考え無しだっただけだ」
暗闇の中で淡々と響いた偽悪的な声音に、より苛立った。
「説明になってねーよ」
それで終わらせるなと唸ると、少しの間沈黙が落ちたが、言うことがまとまったのか、しばらくして色のない声が上がった。
「中二の頃に、一つ下の学年の女の子に告白されて付き合いはじめたんだ」
淡々とした口調はいつもの調子のよい自慢とは全く響きが違ったので、黙って荒北は耳を傾ける。
「ちょうど彼女が欲しかったし、可愛い子だったから、何も考えずにお付き合いをはじめて、学校に行くのに遠回りして迎えに行ったり、放課後意味もなく一緒にいたり、土日にデートと称して連れ回したりして」
「……いや、それフツーだろ?」
中学生のごく当たり前の恋愛模様を、妙に悪しざまに言う口調に思わず口を挟むが、頭を振る気配があった。
「好きでもないのに、可愛い彼女がいるってことを、周りに見せびらかしたんだ」
「……告られて付き合いだしたなら、最初はそんなもんじゃねーの?」
互いの存在をアクセサリーか何かのように思っている彼氏彼女の関係など、珍しくも何ともない。そう言ってみるが、東堂は取り合わずに続けた。
「そのうち、急に彼女とうまく時間が合わなくなったんだが、彼女のために使っていた時間を友達や自転車に使えるとしか思わなくてな。特に気にせず、たまに教室に会いにいったりしてたんだが、ついに学校に来なくなっても風邪だと呑気に信じてた。違ったと知ったのは、彼女が何も言わずに転校してやっとだ」
「……イジメられてた?」
「全学年の女子生徒からな」
「何で……」
問いかけて、口を噤む。己の行動を責めるような口ぶりを聞けば、答えは容易に想像がついた。
「オレがとても女子にモテて、いつどこで何をしても注目される人気者で、それに調子に乗った馬鹿で、考えなしにその子を引きずり回して見世物にして、いじめられるようになってからも全く相手の様子に気づかず、火に油を注ぐような真似をしたからだろうな」
ひどく自虐的な述懐を黙って聞く。
「後になって、彼女から手紙が届いた。要約すると言いたかったことは三つだな、オレと付き合ったせいでいじめられた。もうオレのことが本当に好きだったかどうかも分からない。さようなら」
中学時代の交際が長く続くことも、あまりないだろうが、互いに随分と後に引きずりそうな破局をしたものである。
暗闇の中でその表情は窺えないが、先日、年下はもうこりごりだと洩らした時と同じ顔をしているのだろう。
モテることを自慢する割には、取り巻きの誰とも付き合っている様子がなく、自分が誰か一人のものになるなど許されないとアイドル気取りで豪語するのを、何の勘違いかと思っていたが、どうやら根は深そうだ。
「……つーか、お前がいじめさせたわけじゃねーだろ」
「指示したのと変わらんよ、オレが煽ったんだ」
それまで平淡だった声が、不意に色づいた。
「人気者の宿命だ。自分が常に人に注目されていることをよく理解し、行動しないといかん」
「あっそ」
いつもの調子に乗った台詞によく似ていたが、明らかに精彩を欠いた無理のある声に向かって手を伸ばす。触れた頬はもう濡れていなかったが、拭うように親指でその輪郭を辿ると、細い吐息が掌に触れた。
「去年の騒動を、覚えているか?」
「どの?」
「オレが乱闘騒ぎを起こして、新開を巻き込んで停学処分になった時」
「話は聞いたけど、オレ、その頃学校行ってなかったから知らネ」
「登校拒否か」
「るっせ」
触れたままの頬を摘んで引っ張ると、痛い、と笑う声がして、すぐに途切れた。
「……あれもな、オレと姉で周りを煽った結果、酷い騒ぎになった」
「わざとだったワケ?」
「衆人環視の中で相手を殴りつけて、弾劾してそいつを悪者に仕立てあげたのはオレの故意。悲劇のヒロインぶって同情を集めて、オレの処分を軽減させようとしたのは姉の故意。姉弟揃って、その後どうなるかも考えないで感情任せに行動した結果が、学校中を巻き込んでの暴動騒ぎだ。学校にひどい迷惑をかけたし、相手は学校を辞めて、家族も地元にもいられなくなって引っ越した。学校はもちろん、地元でも人気者の東堂姉弟が後先考えずに周囲を煽った結果があれだよ」
当時、その場にいなかった荒北には今一つ実感がないが、当事者がその騒動を引き起こしたことをひどく悔いているのは分かる。
「もっと、うまくやれば良かった」
「お前の言う、うまくやるってどーいうの?」
昼間にも同じ問いを投げかけたが、その時には答えがなかった。
「……人の人生をねじ曲げるのは、嫌だ。せめて、無関係の人を巻き込みたくない」
掛け値なしの本音だろう。
本人の望む望まないに関係なく、東堂の存在は大きく周囲の感情を動かす。
交通事故は不可抗力だろうが、中学時代の失恋と去年の乱闘騒ぎは、当事者が東堂でなければ、もっと小さな学生間の諍いで済んだに違いない。
「お前、案外トラウマ多いネ」
「美形と心の傷は切っても切り離せない組み合わせだからな。これほど天から授けられた才の多い者には、相応の困難があるんだ」
「言ってろ」
大仰な物言いの声がまだ傷ついていて、荒北は嘆息した。
「寝ろ、眠ィ」
「……すまん」
「謝ンな、ウゼェ」
苦笑する気配があって、肩に身が寄せられてきた。
「荒北、ありがとう」
ぽつりと零された柔らかな声に一つ舌打ちして寝返りを打ち、相手に背を向ける。
晒された過去の傷に嘘はない。ここしばらく、それを掘り起こすような出来事が続いたのも確かで、少し気弱になった原因の一つではあるのだろうが。
何かもう一つ大きな問題を抱えているのは明白なのに、それについては一切口を噤んだままだ。誰かを巻き込むのは駄目なのだ、とトラウマを晒してみせたのは、干渉に対する牽制だろう。
「っとにメンドくせェ……」
小さく毒づけば、背後にある体温がびくりと揺れて離れかけるのを、身を返して腕を伸ばして引き戻す。
「あら、きた?」
「寝ろ」
腕の中に抱え込んだ東堂に不機嫌に告げると、居心地悪そうに少し身動いでからおとなしくなる。それきり静かになったが、もちろん眠ったわけではないだろう。
面倒くさい、と今度は音にせずぼやいて嘆息する。
こんなものを、どうすればいいと言うのだ。
